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ニーム・米国農務省レポート

米国農務省レポート

害虫に対する効果

 使用事例の集積の結果、ニーム製品は害虫のさまざまな成長段階に干渉する事によって害虫の成長に影響を与える事が明らかになった。ニームの各種成分は害虫の生命にきわめて重要なホルモンの形や構造に良く似ている。害虫はニームの成分をあたかも必要な真のホルモンのごとく吸収するが、ニーム成分は害虫の内分泌機能の働きを妨害する。その結果として昆虫の生来の行動及び生理機能に変化が生じて害虫の脳と身体に混乱をもたらし、繁殖能力を失って害虫の数が減少する事になる。

 ニームの害虫に対する効果を利用する事は害虫駆除対策に望ましい方法だと次第に考えられるようになった。その考え方は人間と地球に無害な方法で害虫の群れが力を失うのであれば害虫を即座に殺す必要は無いということである。90年代になって,多くの化学合成殺虫剤が安全性を問題にされて市場から姿を消したが、取って代わる安全な新製品は殆ど現れず、また残った殺虫剤に対する害虫の抵抗力が増していく状況の中で、安全で効果があるニームの使用は特に重要になったのである。

 各種のニームベースの製品は下記の様に害虫に有効であると認識されている。

# 害虫の卵や幼虫を殺したり成長を抑制したりする。

# 幼虫の脱皮を妨げる。

# 雌雄の接触や生殖を妨げる。

# 幼虫や成虫の活動を抑制する。

# メスが卵を生むことを妨げる。

## 成虫に避妊効果を与える。

# 幼虫と成虫に害を与える。

# 食欲を減少させる。

# 食物を呑みこむ力を減少させる(内臓の力を減らす)

 # ニーム抽出液は多くの種類の害虫に対してppm単位で有効である。

 # 幼虫の脱皮を妨げることはニームの最も大事な性質と言える。

 # ニーム抽出液の効果は凡そ200種類の害虫に有効である。

 # 直し類,すなわちバッタ・蝗・こおろぎ・セミ等に対してはニームの拒食効果

   が特に重要である。

 # ニームは特にスリップスの幼虫〈土中で成長する〉に有効である。

 # ショウシ類のPalm Weevil〈ゾウムシ〉に対してニームは効果的にその群れをコントロール出来る。この害虫はニームを散布されたPalmを食べたり樹液を吸ったりしないので、次第に成長が遅くなったり、ニームと接触して死亡したりするようになる。

 # 各種の蝿(insect-fruit fly/face fly(家畜の顔面にたかる)/ 馬バエ  

   ツノサシバエ/イエバエ)や蚊類に対してニームは有効である。

 # ゴキブリに対して、ニームは幼虫に有効でまた成虫の排卵を妨げる。

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